シクラメン 

学名  Cyclamen persicum
日本名  シクラメン
科名(日本名)  サクラソウ科
  日本語別名  カガリビバナ(篝火花)、ブタノマンジュウ(豚饅頭)
漢名  仙客來(センカクライ,xiānkèlái)
科名(漢名)  報春花(ホウシュンカ,bàochūnhuā)科
  漢語別名  雪克來(セツコクライ,xuékèlái)、蘿蔔海棠(ラフクカイドウ,luóbo hăitáng)、兔子花(トシカ,tùzihuā)、兔耳花、 
英名  Sowbread, Cyclamen
2007/01/02 園芸品

辨  シクラメン属 Cyclamen(仙客來 xiānkèlái 屬)には、地中海地方・イラン・ソマリアに約15-20種がある。

  C. africanum 
アルジェリア原産。スミレの香がする。
  C. coum
ブルガリア・カフカス・西アジア産 
  C. cyprium
キプロス島産 
  C. graecum 
『週刊朝日百科 植物の世界』6-18
    subsp. candicum(白瓣希臘仙客來)
  C. hederifolium(常春藤葉仙客來)
  C. mirabile(齒瓣仙客來)
  C. neapolitanum 
  シクラメン C. persicum(仙客來・雪克來)
  C. purpurascens(香紫仙客來)
仏・伊・独・ポーランド・バルカン・ギリシア産
  C. repandum(地中海仙客來) 
      
仏・伊・コルシカ・サルディニア・バルカン・ギリシア・アルジェリア産
   
 サクラソウ科 Primulaceae(報春花 bàochūnhuā 科)については、サクラソウ科を見よ。
訓  Cyclamen の名は、ギリシア語の kuklaminos から。根の形を kuklos(E.circle)に擬えて。
 和名カガリビバナは、花の形から(牧野富太郎の命名)。
 漢名の雪克來・仙客來は、cyclamen の雅な音写。
 蘿蔔海棠の蘿蔔はダイコン、大きな塊茎を持つことから。
 兔子花は、瓣の形をウサギの耳に擬えて。
 ヨーロッパの各国語で「豚のパン」(E.Sowbread, F.pain de pourceau など)と言うのは、根をブタの餌にしたことから。ブタノマンジュウは、その和訳。
説  地中海地方東部(シリア・ギリシア)原産。古代ギリシア・ローマ以来、塊茎を薬用にした。
 原種は、『週刊朝日百科 植物の世界』6-18参照。
 ヨーロッパには1596年に入り、17世紀から観賞用に栽培され始め、ca.1620フランスですでに栽培。1731年にイギリスに入り、19世紀に大花の品種改良が進んだ。
 今日の観賞用園芸品種は、すべて本種からの作出。
 日本には、明治24-25年(1891-92)ころ渡来、新宿御苑で栽培された。日露戦争以後、一般に普及した。
誌
 J.E.ブリューゲル Jan E.Brueghel(1599-1607)「花瓶の花束」(ca.1600,ウィーン美術史美術館) 部分
2007/12/26 シクラメン農家(小平市花小金井)にて

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